2019年11月01日
HPの「アナタへ捧げる今月の一言集」を更新しました
今月は、
「人間は想像に弱く、現実に強い」
です
先月25日の深夜0時頃前、
何の気無しにふとTVのスイッチを入れたら、
NHKのその番組は、ちょうど始まったばかりでした。
「彼女は、安楽死を選んだ」
番組のタイトルも衝撃的でしたが、
内容も、衝撃的でした。
3年前、神経難病を発症し、
徐々に、歩行や言語が困難になっていったミナさんという、
私と同年代の女性が、
自らの意思で、”安楽死”を選んだドキュメンタリー番組。
元気で活発だった女性。
夢を叶え、まだまだ人生これから、という時に、難病を患い、
それまでの生活が一変していきます。
絶望感に打ちひしがれるミナさん。
その後、医師から、
「いずれ、胃ろうと呼吸呼器が必要となる」
と言われ、自殺を繰り返すようになります。
側でサポートする姉妹も、苦しみぬきます。
そして、悩んだ挙げ句、
ミナさんから、
「自分が自分らしくあるうちに、”安楽死”を施したい」
という本人の意志を受け入れます。
そして、最期を迎えるため、去年スイスに向かったミナさん。
姉二人に「幸せだったよ」と言い、
穏やかな笑顔で、旅立ちました。
ためらうことなく、自分の手で、薬の投与をスタートし、
数分後、息を引き取りました。
その映像を見た時、
「人間は想像に弱く、現実に強い」
という、前に聞いたことのある言葉を思い出しました。
命の最期を自分で選択したミナさん。
生きることより、死ぬことを選んだミナさん。
人生観と死生観。
私ならどうしたか? どうしたいか?
とても重い気持ちになる内容でしたが、
見て良かったと思える番組でした。
posted by 笑顔のスペシャリスト at 15:21| Comment(0)
| 日記
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